Thursday, March 3, 2016

0070 SONYポータブルラジオ ICF-M780N ★


ソニーのポータブルラジオです。

こんな時代になっても、未だに習慣的にラジオは聞いています。僕はほとんどテレビを見ないんですけれども、何が嫌かって、テレビってアテンションをものすごく取られるのが嫌なんです。ラジオは流しっぱなしにしながら本を読んだりネットサーフィンしたり原稿を書いたりしていて、何か面白い情報が流れてきた瞬間だけアテンションをラジオに振り向けるという、そういう付き合い方できるのでいいと思っています。

聞いているのは放送大学とJ-WAVEをはじめとした音楽番組です。放送大学は、これもいろんなところでそういう話をしていますが、学びのセレンディピティの宝庫だと思います。普通に合目的的に勉強していたら決して出会わないようなコンテンツについて、へええそうだったんだ、という学びが得られるんですよね。

例えば、最近ではイスラム専門家の高橋和夫先生の講義がとても面白かった。ちなみにどんな話だったかというと、聖書のマタイ伝の冒頭にあるイエス生誕のエピソードに出てくる三博士についての話だったんですけど、共同訳の聖書だと「三人の占星術の学者」で、別訳だと「三人の賢者」だったり、あるいは賛美歌では「三人の王様」と訳されてるんですけど、ではオリジナルのギリシア語ではなんと書かれているか?

知らなかったんですけど、なんと「Magi」と書かれているんだそうです。最近は漫画にもなってますけど、Magiは、ギリシア語で「ゾロアスター教のお坊さん」であるMagusの複数形ということで、かれこれ20年以上福音書読んでいる僕も知りませんでした。

不思議だと思いませんか?新しい宗教を始めようという人たちが記した啓典の、それも冒頭部に出てくるエピソードに、古代以来ユーラシアで支配的だった宗教の僧が出てくるなんて。ゾロアスター教の教義は、1:二元論、2:終末論、3:救済論で、この三つの柱と、三人の博士+黄金・乳香・没薬の三つの贈り物が対比されているという指摘とか、三つの要素がマルキシズムと全く同じとか、ああああ、もうダメら〜というくらい面白い。

で、繰り返しになりますが、こういう学びは合目的的にはなかなかできないわけです。たまたま別の作業をやっていて、流していたラジオからであったわけで、こういうのがたまにあるのでやっぱりラジオ、手放せないんですよね。

ポータブルラジオで放送大学、いかがでしょうか?



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