Friday, March 4, 2016

0058 オキナ プロジェクトリングノート ★★★


もうここ十年以上にわたって仕事用にメインで使っているオキナのリングノートです。おそらく余程のことがない限り、今後もずっと使い続けるだろうと思います。選択の理由はA4リングノートという形式による部分とこのブランド固有の部分とがあります。列挙すれば、

1:リングノートなので狭い場所ではたたんで使うことが可能
2:方眼が5mmでグラフやチャートのドラフトを書くときに使いやすい
3:方眼が薄めで目にうるさくなく、またコピーには写らない
4:ページがミシン目で切れるので、後でコピーしたりフォルダに入れるのに便利
5:紙質がとてもよく、書き味が素晴らしい
6:シンプルで飽きのこないデザイン

といったあたりでしょうか。

打ち合わせのメモはこのノートでとって、打ち合わせが終わった後は、ページをミシン目で切って、クライアントXプロジェクトごとに作成しているフォルダに放り込んでおきます。一年に三冊程度のペースでノートを消化していくので、例えば「一昨年にやったあのプロジェクトの時のメモ」を探し出そうとすると、ものすごく時間がかかるんです。

こういう使い方をしているので、複数のプロジェクトに関するメモを同一ページ内に作成しない、という鉄則を守っています。日付とクライアントのコードをページ上に入れたら、どんなにページの使用量が少なくても、次の打ち合わせでは新しいページを使うということですね。

あと、打ち合わせのメモではなく、構想のイメージを膨らませるためのマインドマップを作成するときは、同社が出しているA3のシートを用いることもあります。


これは『外資系コンサルの知的生産術』でも指摘したことですが、思考する際はとにかく「紙に書き出してみること」が重要だと思っています。最近読んだ本の一つに、原研哉さんが企画・構成された『SUBTLE』という本があるのですが、この本の中で数学者の森田真生さんが同様のことを指摘していますね。

SUBTLE 株式会社竹尾編 原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所企画・構成

紙に書くという行為で大切なのは、書いたものを見ることで考えが変わったり、紙と対話したりすることにあると思うんです。ただの記録媒体ではなくて、自分の内側を一旦出して、自分の声を外から聞くようなプロセス。それはすごく大きな変化だったという気がしますね。時々紙を使わずに計算することがありますが、その時にも僕の頭の中には紙らしきものが存在します。そのくらい紙は身体化されているんですね。(p162より)

何らかの形で知的生産に関わっている人にとって、ノートは「職人の道具」ということになります。これだ!という定番をまだ持っていないという方であれば、一度オキナのノートを試してみてはいかがでしょうか。

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