Monday, February 15, 2016

0002 マーケティング22の法則 アル・ライズ/ジャック・トラウト ★★


成功する商品を横に並べてみると、あれ不思議、幾つかの共通項が出てきますね、という典型的な帰納法的思考によって紡ぎ出されたパターンを「マーケティングにおける22のルール」として紹介している本です。

僕がまだ電通に在籍していた頃は、有無を言わさぬ必読の書として推奨されていました。社員向けの推薦書リストというのがあったのですが、他の本については「なぜこの本がいいのか、どんな内容なのか」という解説があったんですが、この本だけは「読んでない人は今すぐに読んでください。電通社員としてやっていけません」と書かれていたのを思い出します。

論理展開も乱暴だし、専門家からすれば突っ込みどころ満載という脇の甘い本なんですけど、それでもやっぱりこの本を読んでほしいと思う理由を挙げるとすれば・・・本書を読むと、マーケティングというのは、徹頭徹尾、「顧客の認識」への働きかけでしかないんだ、ということがわかる点でしょう。

ビッグデータをはじめ、テクニカルな分析に流されがちな昨今においてこそ、マーケティングにおける情緒面の重要性を再確認させてくれる本です。

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